近視の原因は、大きく分けて、2つあることをご存じでしょうか? それは、“遺伝要因”と“環境要因”です。
“遺伝要因”とは両親から受け継がれる遺伝情報に起因するもので、遺伝情報は生まれてから基本的に変わることはありません。例えば、お父さん、お母さんどちらも近視の場合は、近視でない場合よりも、高い確率で子どもが近視になりやすいといわれています。
“環境要因”には、長時間のスマートフォンやゲーム機の使用、野外活動時間の不足など、その人の生活習慣があげられます。長時間にわたり勉強をするお子さんや、パソコンの画面と目が近い距離での作業(近業活動)が多い方は、目の機能に負荷をかける為、近視が進みやすいといわれています。
近視は“遺伝要因”と“環境要因”によって発症のリスクや進行の度合いが決まってくるようです。
近視は成長期に進みやすいため、学習時の姿勢や部屋の明るさ、野外活動時間に気を付けて、子どもの頃から“目に負担の少ない生活習慣”を意識しましょう。
目に負担の少ない生活習慣