近視の原因と生活習慣

近視の原因

近視の原因は、大きく分けて、2つあることをご存じでしょうか? それは、“遺伝要因”と“環境要因”です。

“遺伝要因”とは両親から受け継がれる遺伝情報に起因するもので、遺伝情報は生まれてから基本的に変わることはありません。例えば、お父さん、お母さんどちらも近視の場合は、近視でない場合よりも、高い確率で子どもが近視になりやすいといわれています。

“環境要因”には、長時間のスマートフォンやゲーム機の使用、野外活動時間の不足など、その人の生活習慣があげられます。長時間にわたり勉強をするお子さんや、パソコンの画面と目が近い距離での作業(近業活動)が多い方は、目の機能に負荷をかける為、近視が進みやすいといわれています。

近視は“遺伝要因”と“環境要因”によって発症のリスクや進行の度合いが決まってくるようです。

視力低下を防ぐために生活習慣を見直そう!

近視は成長期に進みやすいため、学習時の姿勢や部屋の明るさ、野外活動時間に気を付けて、子どもの頃から“目に負担の少ない生活習慣”を意識しましょう。

目に負担の少ない生活習慣

  • 1 本やノートと目の距離は30cm以上に保つ
  • 2 明るいところで読み書きする
  • 3 イスや机の高さを調節する
  • 4 時間を決めて読書やゲームをする
  • 5 外でたくさん遊ぶ