潜在的な遺伝リスクを“見える化”
近視遺伝子チェック

『近視遺伝子チェック』とは?

『近視遺伝子チェック』は、近視に関わる9個の遺伝子から、あなたの“近視の遺伝リスク” (遺伝的に近視になる可能性の高さ)を5段階で判定する消費者向けの遺伝子検査です。

※『近視遺伝子チェック』は、医療・診断用ではございません。

『近視遺伝子チェック』で分かること

近視の要因の1つとして、遺伝要因があります。
これまでは、両親の視力から、自身の近視の可能性を予測していましたが、日本人を含む集団から近視に関わる遺伝子が発見され、日本人における“近視の遺伝リスク”を調べることができるようになりました。
『近視遺伝子チェック』では、近視に関わる遺伝子の解析結果から、 “近視の遺伝リスク”の程度が分かります。
“近視の遺伝リスク”を知ることは、眼科医などへの相談や生活習慣の必要性を認識するきっかけに役立つと考えられます。

こんな方にオススメ!
近視に関する遺伝的な体質が気になる方
ご両親のどちらかが近視の方

『近視遺伝子チェック』の結果

9個の近視に関わる遺伝子の解析結果を総合的に判断し、20歳以上で近視ではない日本人集団と比較して、“近視の遺伝リスク”を5段階で判定しています。また、補足情報として各遺伝子の解析結果も提供しています。

※結果の見本は、特定の個人の結果を示したものではございません。

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『近視遺伝子チェック』のよくあるご質問

近視に関わる遺伝子はどうやって発見されたの?
日本人・シンガポール人・台湾人で、「近視の集団」と「近視ではない集団」の遺伝子を比較することで発見され、同じ遺伝子でも「近視の集団」で多くみられる特徴的なタイプ(SNP)を持っていることが分かりました。「近視の集団」に多くみられる特徴的なタイプを持っていると、近視への影響度が高まると考えられています。
それぞれの遺伝子が近視へどのような影響を与えているかは、解明されていません。
5段階の判定結果とは?
20歳以上で近視ではない日本人集団と比較して、同等の近視の遺伝リスクが推定される場合は「3」と判定されます。これを基準に、近視の遺伝リスクがより低い場合の判定結果は「2」「1」と低くなり、より高い場合は「4」「5」と高くなります。
近視の遺伝リスクが高いと、将来必ず近視になるの?
『近視遺伝子チェック』は、実際の近視の状態や近視発症の可能性を確定・診断するものではありません。健康状態または近視などの診断・治療については、眼科医へご相談ください。
また、近視は環境要因の影響もございますので、近視の遺伝リスクの高低に関わらず生活習慣にもご配慮お願いいたします。
検査は1回でいいの?
遺伝的な体質は生涯変わらないと考えられているので、1回の検査で充分と考えられます。
何歳から検査できるの?
『近視遺伝子チェック』では年齢制限は設けておりませんが、未成年の方がご利用の場合、保護者の同意が必要となります。同意がない場合は、ご利用いただけません。
検体の採取は難しいですか?
付属の綿棒で頬の内側を擦っていただくのみです。
強くこすりすぎないように注意して、検体を採取してください。
結果は自宅以外でも受け取れますか?
結果は、日本国内のご自宅のみに郵送しております。
結果が不安ですが、どうしたらいいの?
『近視遺伝子チェック』をご利用いただたいた方向けに、専門家とのカウンセリングをご用意いたしております。(有料)
本カウンセリングは、診断および診療目的ではなく、さらに特定の医療機関のご紹介は行っておりません。

ご利用の流れ

  • STEP 1

    “「近視遺伝子チェック」販売サイトはこちら”ボタン(別サイト)をクリックしてください。

  • STEP 2

    注文手続きページにて、お客様情報をご入力いただき、お支払い手続きをしてください。

  • STEP 3

    お支払い手続き完了後、約1週間後に検査キットをお送りします。

  • STEP 4

    口腔粘膜を採取し、必要書類とともに送付してください。

    検査の手順

  • STEP 5

    お客様からの返送物を受領してから、約4週間後に検査結果を郵送します。

注意事項

  • 『近視遺伝子チェック』で解析している遺伝子は、HIVEP3, NFASC/CNTN2, CNTN4/CNTN6, FRMD4B, LINC02418, AKAP13, ZC3H11B, GJD2,RASGRF1になります。 解析遺伝子に関して、対象集団に日本人を含む科学的根拠は以下の論文をご参照ください。
    “Genome-wide association study in Asians identifies novel loci for high myopia and highlights a nervous system role in its pathogenesis” (A. Meguro, T. Yamane, M. Takeuchi, N. Mizuki et al., Ophthalmology, 2020) DOI: https://doi.org/10.1016/j.ophtha.2020.05.014
  • 『近視遺伝子チェック』は医療・診断用ではございません。本遺伝子検査により得られる情報は、医師の診断に置き換えられるものでも、補充するものでもありません。
  • 『近視遺伝子チェック』に用いる技術及び研究の進展等により、提供する情報の追加・変更が生じる可能性、ならびに結果に変更が生じる可能性があります。当社が必要と認める場合には、結果を更新することを予めご了承ください。
  • 『近視遺伝子チェック』に用いる装置及び検体の状態により、結果が得られない可能性や、正しい結果を提供できない可能性があることを予めご了承ください。
  • 未成年の方が『近視遺伝子チェック』をご利用の場合、保護者の同意が必要となります。
  • 返送物に不備がありますと、検査結果の提供ができない、または提供が遅くなる場合があります。
  • 本検査終了後はお客さまから送付頂いた検体は所定の方法で破棄いたします。検体の返却のご要望には応じかねます。

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